地震対策、できていますか?
日本は、世界でも有数の地震大国です。過去には幾度も大きな震災を経験してきました。
そのような中で、建物自体には建築基準法によって耐震基準が定められていますが、設備機器についても地震への備えが必要ですよね。
平常時の振動・騒音にも対策が必要です
設備機器の運転時に発生する振動によって建物全体に振動や騒音が発生することがあります。
振動・騒音の発生要因
- 設備機器の振動が、建物の躯体に直接伝わる
- 設備機器の振動が、配管・ダクト類から建物の躯体に伝わる
- 設備機器の振動によって壁・天井が振動することで騒音が発生する
こういった振動や騒音を防ぐには、設備機器や配管・ダクト類を設置するときに防振架台や防振部材を使用することが有効です。
「減震機構付き」防振架台で、地震・振動対策を
設備業界の方には馴染みがある、「防振架台」。一般的な「防振架台」は、機器を運転する際の振動によって起こる振動や、それに伴う騒音を軽減するために使用されます。
今回紹介する防振架台は、地震時にも役立つ、空調機用の「減震機構付き」防振架台です。
この防振架台は地震時の揺れをスムーズに吸収し、機器に伝わる加速度を約2分の1※に低減します。そのため、機器に伝わる揺れが小さくなり、ダメージが軽減します。
また、平常時にも、振動を建物の躯体に伝わりにくくすることで、振動や騒音の防止に役立ちます。
※特定条件下における試験結果であり、すべての地震に対する保証値ではありません。
地震対策として、一工夫された防振架台の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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