エアコンは、定期的なメンテナンスが大切です。メンテナンスをすることで製品本来の性能を発揮することができ、省エネ効果も見込めるからです。
そのため、定期的なメンテナンスができるような設置を心がけることが重要となります。
今回は、工場・倉庫などで使われるエアコンのメンテナンスについてお話ししたいと思います。
粉塵、油煙・・・工場用エアコンはメンテナンスが大切
工場で使用されるエアコンは、フィルターが汚れやすいため、定期的な清掃が必要です。
工場などで使われるエアコンの取扱説明書にも、次のような内容の注意事項が記載されています。
- エアフィルターの清掃は、専門業者に依頼する
- 冷房または暖房シーズンの始めには、必ず清掃する
(エアフィルタ-にゴミやホコリがたまると、風量が減って能力が低下します)
- 汚れのひどいところで使用する場合は、清掃の頻度を多くする
※ダイキン工業製 ビル用マルチエアコンの取扱説明書より
どんなフィルターがおすすめ?
工場などで使うエアコンのフィルターには、標準的にロングライフフィルターが使用されることも多く、出来るだけ清掃頻度の間隔を開ける傾向があります。
ただ、ロングライフフィルターを使ったとしても、清掃の頻度が下がりすぎては意味がありません。
たとえば、工場などで使われる高所設置用エアコンは、脚立では届かないような場所に設置されることがあります。
このような場合、従来は高所に足場を組んでメンテナンスを行うこともあり、足場の組立や安全管理の観点で非常に工数がかかっていました。
あるいは空調機と手動形のリフトフィルターを設置することもあります。ただ、フィルターを清掃するたびに、リフトフィルター用の昇降用ポールを使って高所のフィルター枠を手動で地上まで引き下ろす必要があるためとても大変な作業となります。
もう少し手軽にメンテナンスする方法は無いのでしょうか?
電動で下げられる「オートリフトフィルター」
オーケー器材製の「オートリフトフィルター」※なら電動でフィルター枠部が下がるため、メンテナンスがかんたんになります。
※「オートリフトフィルター」はダイキン工業製エアコンの専用品です
オートリフトフィルターの主な特長は、次の3つです。
1.電動で上げ下げできるから、フィルター清掃が手軽に
電動でフィルター枠を上げ下げできるので、かんたんに清掃できます。
また、脚立を使う必要もないため、あんしん・あんぜんです。
2.高所への設置に対応
床上5mの高さまで対応しているため、工場などの大空間に最適です。
下降の長さも8段階に設定でき、現場に合わせて設置できます。
製品下面までの高さ目安 | 最大下降長 |
---|---|
5.0m | 3.9m |
4.6m | 3.5m |
4.2m | 3.1m |
3.9m | 2.8m |
3.5m | 2.4m |
3.1m | 2.0m |
2.7m | 1.6m |
2.3m | 1.2m |
3.専用ワイヤレスリモコン※で、操作がかんたん
専用のワイヤレスリモコンで、かんたんに上げ下げできます。
※ダイキン工業製「オートグリル用リモコン」(BRC16B1)(ワイヤレス)
ぜひ一度、検討してみてはいかがでしょうか。