空調施工の現場

全熱交換器のダクト施工の課題を解決。<br>省施工・省コストを実現する「壁貫通チャンバ」

空調には換気も重要

「空気は入れ替えたいけれど、部屋の温度は変えたくない」そんな要望に応えるのが、全熱交換器です。

通常の窓開け換気では、屋内の空気を屋外に排出し、その代わりに外気を屋内に取り込むだけですから、当然、エアコンで調整した冷気や暖気は屋外に逃がしてしまいます。

全熱交換器なら、屋内の冷気や暖気を逃がさずに、新鮮な外気を取り入れることができます。

ダイキン工業の全熱交換器ユニット「屋外設置型ベンティエール」なら後付けで設置できるので、既設の建物にも導入可能です。

ダクト施工の課題

既設の建物に全熱交換器ユニットを導入する場合に問題となるのは、ダクトを通すための穴を新たに壁に開けなければならないことです。とはいえ、賃貸の店舗などでは穴を開けることが難しいため、換気扇の開口部(木枠)を利用して設置するケースが多くあります。

その際、以下の課題があります

施工時間が長く、費用も割高

現場ごとにダクト固定板の設計・調達を行うため、施工に時間がかかり、そのため費用も割高になります。

施工ノウハウが必要

ショートサーキットの回避や見栄えの調整には、施工ノウハウが必要です。

「壁貫通チャンバ」で解決

「壁貫通チャンバ※」は換気扇の開口部を利用してダクト用の穴として活用することが可能です。そのため、新たな壁の穴開けが不要になります。それにより、 2つの課題も解決することができます。

省施工だから、省コスト

品番化された部材を調達するだけ。現場ごとに、開口寸法に合わせてダクト固定板を設計・調達する必要がなくなるため、施工時間が短縮され、費用も抑えられます。

省施工だから、だれでもかんたん施工

施工作業が均一化されるので誰でもかんたんに施工可能です。

さらに、別売品の深型フードを使うことで雨水対策も万全です。
また、一般的な店舗では、壁の厚みは150mm程度の場合が多いのですが、オーケー器材の「壁貫通チャンバ」は100~200mmの厚みにまで対応しています。

省施工・省コストで全熱交換器を取り付けられる「壁貫通チャンバ」。
全熱交換器を後付で施工される際におすすめです。

詳しくは、こちらの動画でも説明しております。ぜひ一度ご覧ください。

また、詳しい寸法や据付説明については「壁貫通チャンバ」のカタログをご参照ください。

※オーケー器材の「壁貫通チャンバ」は、ダイキン工業製「ベンティエール」専用の商品です。


<ダクト部材選定ソフト>
吹出口・吸込口などダクト接続に必要な部材がかんたんに選定できます。

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