空調施工の現場

ドレン排水の救世主!ドレンアップキットとドレンポンプキットの使い分け

ドレンアップキット・ドレンポンプキットとは

空調業界に身を置いていらっしゃる方には“一般的”な「ドレンアップキット・ドレンポンプキット(以下「ドレンアップ」・「ドレンポンプ」と記載)」。ドレンアップ・ドレンポンプは空調施工の現場で自然勾配が取れドレン排水が難しい場合に室内機へ外付けすることでドレン排水を可能にします。

ただ、ドレンアップ・ドレンポンプの違いを説明することは意外と難しいのではないでしょうか。ドレンアップ・ドレンポンプの違いはこのようになっております。

ドレンアップキット・・・・ドレン水を持ち上げて、勾配によって排水。
ドレンポンプキット・・・・ドレン水を持ち上げて、ポンプの力で圧送し排水。

2つの違いのポイントは「勾配」「圧送」どちらでドレン水を排水するか?です。

「ドレンアップ」は水を「持ち上げる」ことはできますが、「持ち上げ」た後は自然勾配を作って排水しなければなりません。一方「ドレンポンプ」はドレン水を「圧送」しますので、「持ち上げる」だけでなく、ドレン配管の出口まで「圧送」することが可能です。そのためドレンポンプはドレンアップほど自然勾配を取る必要がなくなります。

使える室内機の条件は?

「ドレンアップ・ドレンポンプ」が使える室内機の種類には、様々な条件がありますが、大切な条件に「インターロック(安全回路)」がとれるかどうか?(HA[JEM-A]端子の有無)というものがあります。

この「インターロック(安全回路)」とは、「ドレンアップ・ドレンポンプ」が故障等によりドレン排水できない状態になった場合、エアコンの運転を止める機能です。

「インターロック(安全回路)」がとれない機種で「ドレンアップ・ドレンポンプ」を取付けた場合、万が一「ドレンアップ・ドレンポンプ」が故障すると、エアコンだけが運転し続けオーバーフローを起こし、ドレン水が溢れてしまいます。あんぜん・あんしんにエアコンを使うためにも、「インターロック(安全回路)」がとれる室内機かどうか調べましょう。

もちろんインターロックの可否だけでなく、他にも様々な制約事項(適用不可機種)もあるので配線要領などを確認しながら設置準備を進めましょう。

インターロック可否表

オーケー器材製「ドレンアップキット」「ドレンポンプキット」のインターロック可否表

オーケー器材製ドレンアップ・ドレンポンプはこちら

適合するドレンアップキット・ドレンポンプキットはどうやって調べるの?

「ドレンアップ・ドレンポンプ」を使う場合、どの品番が使用可能か選定をしなければなりません。

揚程タイプ、エアコンの種類などである程度「ドレンアップ・ドレンポンプ」の品番を絞りこむことができますが、仕様書や配線要領図などを確認の上選定しましょう。

どうしても分からない事がある場合は、「ドレンアップ・ドレンポンプ」の販売メーカーに問合せましょう。問合せをするときは事前に下記情報を入手しておくとスムーズになります。

■ドレンアップキット・ドレンポンプキット選定前に必要な情報
(1) 室内機ユニットの仕様書
(2) 室内機ユニットの配線図
(3) 室内機ユニットのHA[JEM-A]端子)の有無 ※インターロック配線に必要です。

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