空調施工の現場

空調設備の施工に必要な部材とは?3つのシーン別に解説

ひとくちに空調設備の施工といっても、大規模な商業施設や高層ビル向けのビル用空調から、小規模店舗向けの店舗用空調、戸建て住宅や集合住宅向けの家庭用空調まで、対象となる建物によって必要な部材や工程などは変わってきます。

ここでは、「ビル空調」「店舗空調」「家庭空調」の3つのシーン別に、必要となる部材についてご紹介します。

ビルでは

組み合わせて使うことで、施工性が向上するシステム部材を使用することが最も多いのが、ビル空調です。

室内機と室外機をつないで冷媒を循環させる冷媒配管には、ろう付けが不要になる冷媒配管用継手や、分岐加工が不要になるプレ加工ジョイントなどが用いられます。

冷媒配管で冷やされた空気から発生するドレンを排水するためのドレン配管にも、システム部材が用いられます。
ドレン配管工事では、結露をいかに防ぐかがポイントになります。また、ドレン水を持ち上げて排水するドレンアップキットやドレンポンプキットも有用です。 

店舗では

店舗空調の空気周りのシステム部材としては、外気との接点には防露タイプの吹出口、結露問題を解決する断熱性に優れたダクトやチャンバがよく用いられます。

冷媒配管やドレン配管については、ビル空調と同じく、施工性や断熱性に優れた配管・継手が多く用いられています。

家庭では

家庭空調には、室外機の架台や、配管をカバーする樹脂製の化粧ダクトなどが用いられています。

さらに詳しく

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オーケー器材株式会社
https://www.ok-kizai.co.jp/

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