建設業の業種区分
国土交通省が定める「建設業」は、以下の29の業種に区分されます。
1.土木一式工事 | 2.建築一式工事 |
3.大工工事 | 4.左官工事業 |
5.とび・土工・コンクリート工事 | 6.石工事 |
7.屋根工事 | 8.電気工事 |
9.管工事業 | 10.タイル・れんが・ブロック工事 |
11.鋼構造物工事 | 12.鉄筋工事 |
13.舗装工事 | 14.しゅんせつ工事 |
15.板金工事 | 16.ガラス工事 |
17.塗装工事 | 18.防水工事 |
19.内装仕上工事 | 20.機械器具設置工事 |
21.熱絶縁工事 | 22.電気通信工事 |
23.造園工事 | 24.さく井工事 |
25.建具工事 | 26.水道施設工事 |
27.消防施設工事 | 28.清掃施設工事 |
29.解体工事 |
※出典:「業種区分、建設工事の内容、例示、区分の考え方(H29.11.10改正)」(国土交通省)
それでは、この中で空調工事が含まれるのは、どの業種でしょうか。
空調工事の業種区分
答えは、9.の「管工事」です。
管工事とは
給排水、衛生、空気調和のための設備を設置し、または金属製等の管を使って水、油、ガス、水蒸気などを配送するための設備を設置する工事の総称です。
具体的には、以下の工事を指します。
- 冷暖房設備工事
- 冷凍冷蔵設備工事
- 空調設備調和工事
- 給排水・給湯設備工事
- 厨房設備工事
- 衛生設備工事
- 浄化槽工事
- 水洗便所設備工事
- ガス管配管工事
- ダクト工事
- 管内更生工事
上記のうち空調工事に関連する工事は、「冷暖房設備工事」「空調設備調和工事」「ダクト工事」などです。
空調工事を効率化するために
空調工事の場合、設計事務所、空調設備機器メーカー、部材メーカー、商社、工具メーカー、施工会社など多くの関係者が協力して進めることになります。その際、工事の効率化という観点では特に、どういった部材(部品)を使うかということが工事を進めるうえで重要なポイントになります。
当「空調施工の現場」では、現在の空調設備業界に役立つ最新情報を掲載していきます。ぜひ、今後もご活用ください。