空調施工の現場

空調配管は一般的に天井裏に取り付けられます。
周囲温度が高くなりやすい天井内では、室内機から出るドレン水が低温のため塩ビ配管のみの施工では配管が結露してしまいます。

これまでは保温材を巻いて空調ドレン配管の結露対策をすることが一般的でしたが、断熱ドレンパイプを使うことで、保温工事の工程を省略することができます。

課題

従来の配管施工手順は下記の通りです。

  • 室内機出口より鳥居構造を作成
  • 排水が流れる勾配をつけ、配管施工
  • 配管施工完了後、保温施工

この配管施工手順の中の保温施工にはいくつか課題があります。

1つめは、工期の問題です。
ドレン配管施工は「空調施工」の範疇になるため、空調機とドレン配管施工は同日に作業が可能ですが、ドレン配管に保温材を巻く作業は別途「保温施工」専門の方に依頼し、別日で「保温施工」する必要があります。
そのため、「ドレン配管施工」と「保温施工」の日にちを分ける必要があるため作業が一気に片付きません。

2つめは作業性の問題です。
ドレン配管を設置した後に保温材を巻くため、高所作業で足場が安定せず作業しづらい作業工程です。

3つめは確認容易性の問題です。
一度保温材を巻いてしまうと、流水確認後に接着確認や勾配確認をすることが難しくなります。

通常のドレン配管施工では
保温材による保温施工が必須

解決

断熱ドレンパイプ及び継手は保温機能を有しているため、保温材が不要です。そのため配管施工完了と同時に保温施工が完了します。また、保温施工に関わる部材調達や工程調整の手間がかかりません。ドレン配管施工だけで完了するため、高所作業も削減されます。さらに保温材がないため作業完了後の接着確認や勾配確認が容易ににでき、施工管理がスムーズです。

ドレン配管用保温材を巻くことなく、
施工が完了する「断熱ドレン」シリーズ

ポイント

  • 結露防止層一体成型なので保温施工が不要なため工期短縮が可能。 
    ※使用条件などに制約がありますのでカタログ・技術資料などをご確認願います。
  • 高所作業も削減され作業効率も上がります。
  • 保温材が無いため接着確認や勾配確認など施工管理もかんたんになります。